オンラインメディア現代ビジネスに経済ジャーナリスト磯山友幸氏が『サントリー、武田、損保ジャパン…相次ぐ巨額買収で進む日本企業の「経営のグローバル化」。守旧企業は取り残されていく!』と題する記事を書いています。
日本企業による大型の海外企業買収が続く中で、「日本的経営の仕組みから脱却できるかが成功のカギ」とし、「経営のグローバル化を進めようとすれば、日本の本社の仕組みを国際水準に変えなければならない。」と指摘しています。
「問題になるのが、経営の仕組みである。意思決定のルールや経営監視と執行のあり方など、いわゆるコーポレート・ガバナンス(企業統治)の仕組みである。欧米では、ここ20年の間にコーポレート・ガバナンスのあり方が大きく見直され、グローバル企業はほぼ同じ仕組みの上で経営されるようになった。」
「欧米のグローバル企業は、本籍地である本国の売上高・利益よりも、海外での売上高・利益の方が上回るケースが多い。とくに北欧の小国やスイスなどの企業は、早くからグローバル化を進めてきた。最近ではドイツやフランス、米国の企業でもグローバル経営が不可欠になっている。」と指摘し、日本企業にとっても真のグローバル経営が求められているとしています。
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